CAFETACUBA
カフェタクーバ
訳:リエキンリエコン

 1989年メキシコ、メキシコ州ナウカルパン(Naucalpan)のエチェガライ(Echegaray)にてカフェタクーバは結成された。  メンバーは、ルベン・アルバラン(Ruben Albarran)(V)、エマヌエル・デル レアル(Emmanuel del Real)(KEY)、ホセロ・ランヘル(Joselo Rangel)(G)、エンリケ・ランヘル(C.B)の4人で る。

 まず最初に、なんと言っても彼等の一風変わった演奏スタイルが世間の注目を集めた。それはそれまでのメキシコロックシーンの概念をぶっ壊しながらの登場で った。しかしそれはただ単にドラムが打ち込みで ると言うだけではなく、ステージ上に現れるメンバーの姿勢で り、最初の楽曲から人々に示してきたそれまでとは異なった思考で る。
 それは人気を集め、頻繁に行われていたライブ活動の結果により、彼等の1stアルバム『Cafe Tacvba』が発売された1992年にはいち早くメキシコの多くの若者たちに認められたバンドとなった。そしてこのアルバムのプレゼンは伝統的なテアトロ・デ・ラ・シュウダ(Teatro de la ciudad)で行われた。
 カフェタクーバはメキシコ同様諸外国でも、大衆文化の中で広まっていった。その証拠として、彼等のアメリカでの最初のコンサートは"Street Scene Festival"(San Diego)、"Lollapalooza Festival(IrvingMeadows)"Fiestas Patrias Festival"(East L.A)、"Viva Chicago! Festival"(Chicago)といった、アメリカで行われるスペイン語オルタナティブロックの主要フェスティバルへの出演で った。この様にして彼等のツアーはヨーロッパへも広がっていった。"Salle de la Cite Festival"(Rennes,仏)、"MIDEM the music show"(カンヌ、仏)、"La Dolce Vita"(スイス)。

 1994年カフェタクーバは2ndアルバム『RE』を制作、これは庶民的なブランキータ劇場(Teatro Blanquita)にて発表される。カフェタクーバはこの仕事により、またしても彼等の才能を見せつけ、20曲もの様々な曲を録音した。それは非常に様々な様式(ボレロ、テクノ、ケブラディータ、クンバンチャ等)取り入れながら、彼等独自のスタイルが形成されたものになった。
 この2ndアルバムによって、アメリカ、中南米を除く国々で、72回もの公演が実現された。ヨーロッパでは、 スペイン全国ツアーを行い、スイスでは、ジャズ演奏者にとって重要なフェスティバルで る、Montreuxジャズフェスティバルで、唯一ラテンロックの為に開かれたフォーラムで った、ラテンロックの夜に参加したのだった。

つづく 。。。